
ジャカルタに来てから、ずっと心の隅でモヤモヤしていたことがある。
「あれ、…私って実は“ガジェオタ”だったんじゃない?」という話だ。
趣味は? と聞かれたら迷わず「家族と過ごす時間」と答える。
子どもと遊んでいる時が一番楽しいし、何時間でも一緒にいたい。
テニスもゲームも漫画も酒も好きだけど、いわゆる“趣味”と言えるほどではない。
…と、思っていた。
ところが、ふとある日に気づいてしまった。
暇さえあれば延々とスマホの比較を見ている。
次は何を買う?あの機種とこの機種のカメラ差は?
気づけば価格.com → 海外レビュー → 公式サイト → YouTube → 海外フォーラムの無限ループ。
いや、これ完全にガジェオタの入口じゃない?
レンズの口径が…とか、センサーサイズが…とか、そこまで詳しい人たちには到底かなわないけど、
一般的な人より深めにスマホを眺めてる自覚はある。
そんな私がジャカルタで思わず凝視してしまったのは…
街の人、みんな「iPhone Proシリーズ」持ってない?
MRT(電車)でも、モールでも、レストランでも。
しかもカメラが3つのいわゆる“Proモデル”のiPhone率が異様に高い。
「いやいや、インドネシアの平均月収5万円前後って聞くんだけど!?」
「なんで15〜20万円近いiPhoneを皆そんな持ってるの?」
そう思わずにはいられない。
もちろん、私が行くモールやMRTは“中間〜富裕層”が多い場所だと思う。
でも、それでもこんなにiPhoneだらけなんて…。
そしてちょっと調べて気づいた。
インドネシアは“スマホ=ステータス”の国だった
調べていくと、いろんな理由が見えてきた。
✅ ① 中古市場がめちゃくちゃ活発
Tokopedia や Shopee、Facebook Marketplace を見ると、
状態の良い中古スマホが大量に並んでいる。
“買って、使って、すぐ売る”の回転がとにかく早い文化らしい。
✅ ② スマホ購入の分割が「ほぼ0%ローン」
手数料なしで分割が組める。
つまり月々の支払いだけで Proモデルを持ててしまう。
これは大きい。まあ日本でもそうか。
✅ ③ そして極めつけは「プライド」
インドネシア人の多くにとって、
iPhone=ステータスシンボル の意識が強いらしい。
だから“背伸びしてでもいいものを買う”という感覚があるみたいだ。
まあ日本でもそうか。
スマホ好きとしては嬉しいけど…
私自身は iPhone 15(無印)を使っている。
なのに周りは iPhone Pro だらけ。しかも最新のオレンジのiphone 17 proもちらほら。
なんか羨ましくなってくるのは人間の性だ。
しかもジャカルタは日本と違って折りたたみスマホの種類も豊富だ。
日本じゃまず見ない OPPO、Vivo、Honor の最新折りたたみが普通に売ってる。
私はずっと折りたたみスマホ沼に片足突っ込んだまま抜けられずにいる。言い換えると欲しいけど、買うという決心ができていない状態だ。
「本当に必要か?」
「いや、ロマンだろ?」
「iPad Miniでいいのでは?」
「しかも日本で買った方が安心だし…」
「でも、折りたたみたい!」
頭の中がずっとこのループ。
これもそのうち記事にしようと思っている。
まとめると、「インドネシアのスマホ市場は日本よりずっと活発で、独自の文化と事情がある」——それを一番強く感じました。
中古スマホの流通量も多いし、分割払い(しかも手数料ゼロ)も一般的。
MRTで見かける iPhone Pro 率の高さも、そういう背景があるんだろうなと納得。
「身の丈以上のスマホを買う」、つまり、
“スマホ=ステータス+生活必需品” が当たり前の国 なんだと思った。
ガジェット好きの私としては、ジャカルタのスマホ事情はただただ興味深い。
折りたたみスマホを買うかどうかはまだ悩み中だけど…
この国のスマホ市場の勢いを見ていると、それだけで十分に面白い。
そんなお話でした。