
前回、私は「iPhone+iPad miniの2台持ち」という長年の誓いを破り、折りたたみスマホ(OPPO Find N5)を買って盛大に手のひらを返した。
今回は、その「沼の底」からのレポートである。
折りたたみスマホを手にして、私の生活は激変した。 「iPad miniを使っていたのは全体の2割くらいだから、折りたたみも開くのは2割くらいだろう」と思っていたが、大間違いだった。
開いている時間が8割、閉じている時間が2割である。
「常に大画面を持ち歩ける」という機動力は、想像以上に恐ろしい。
インプットもアウトプットも、すべてがこの1台に吸い込まれていく。 私は完全に、折りたたみスマホの虜になってしまった。
だが、ここで一つの疑問が湧くはずだ。 「なぜ、Galaxy Z Foldや、噂のiphoneのパスポート型を待たずに『OPPO』を選んだのか?」
今回は、私がOPPO一択に行き着いた理由を語りたい。
- パスポート型(横開き)がバズっている理由がわからない
- なぜ王者「Galaxy」や「iPhone」ではないのか
- 衝撃の事実:OPPOは「MacBook」に寄生する
- 結論:OPPO Find N5という完成形
パスポート型(横開き)がバズっている理由がわからない
最近、Galaxy Z Fold 8や噂のiphoneなど、「パスポート型」と呼ばれる横幅が広い折りたたみスマホが盛り上がっている。
「開くとタブレットのアスペクト比に近くなり、動画や漫画のエンタメ消費に最適!」というのが彼らの主張だ。
従来の例えば、私のOPPO(縦長ベースの折りたたみ)は、「開くと正方形に近くなり、動画を見ると上下に黒い帯(余白)が目立つ」。だが、パスポート型だと余白が少なくよりタブレットに近い形で使えるとのこと。
……ちょっと待ってほしい。
確かにアスペクト比の関係で余白は出るが、動画が映る「絶対的なサイズ(面積)」は、パスポート型も縦長型も実はほとんど一緒なのだ。
「無駄な余白がない」というだけで、パスポート型の方が画面がデカいわけではない(いや、アプリによってはほんのちょっとデカいこともある)。
それなら、余白の部分にYouTubeのコメント欄をも映せる縦長型の方が良くないか? さらに言えば、2つのアプリを左右に並べてマルチタスクをする時は、正方形に近い縦長型の方が圧倒的に広く使えて快適だ。
そして何より重要なのが、「閉じた時の使い勝手」である。
開いている時間が8割とはいえ、残りの2割は「サッと片手で使う」時間だ。 その時、今の一般的なスマホと同じ縦長のアスペクト比であることの恩恵は計り知れない。世の中のすべてのアプリは、縦長スマホに最適化されているのだから。
パスポート型がなぜあんなにもてはやされているのか、私には理解できない。 大は小を兼ねる。
どうせ次は、Galaxy zfold8(パスポート型)の方が軽くて小さいという主張が出てくるかもしれないが、従来の縦長のGalaxy Zfold 7やoppo find N5の世代からは実用的な軽さとサイズになっている。
片手で使えないパスポート型にリングやらつけて重くするくらいなら、最初から縦長にすれば良い。
なぜ王者「Galaxy」や「iPhone」ではないのか
では、なぜ王者の「Galaxy Z Fold」や、今後出るかもしれない「iPhoneの折りたたみ」を選ばなかったのか。
理由は2つある。
① 15万円という「中古の壁」
まず、iPhoneの折りたたみがいつ出るかは知らないが、出たところで絶対に30万円とか40万円する。 そんな超高級品をポケットに入れ、子供と鬼ごっこなんてできるわけがない。壊れたら私が壊れる。
前回も書いた通り、「中古で15万円」まで落ちてきたから、ギリギリの勇気を振り絞って買ったのだ。
新品の30万円オーバーの折りたたみスマホなど、石油王以外は買ってはいけない。
② バッテリーの「絶対的な暴力」
これが今、中古のGalaxyを選ばなかった最大の理由だ。
OPPO Find N5のバッテリー容量は、脅威の「5600mAh」である。(OPPO Find N6なんて「6000mAh」ある。)
折りたたみスマホの最大の弱点は「電池持ち」だ。 画面がデカい分、ゴリゴリ減る。Galaxy Z Fold 7はその点でまだ少し心許ない。 私は、ビビりながら「あと何%だ…」と気にしながら生きるのはごめんだ。
実際、OPPOにしてからモバイルバッテリーを持ち歩かなくなった。
iPhone 15を使っていた頃は1日持たなかったのに、8インチの大画面を1日中開きっぱなしで使っても、夜まで余裕で持つ。 バッテリー容量は、正義である。
衝撃の事実:OPPOは「MacBook」に寄生する
そして、私がOPPOを選んだ決定的な理由。 それは、「Appleのエコシステム(連携)をそのまま乗っ取れる」という恐るべき機能だ。
私はMacBook Airを愛用している。 iPhoneからAndroid(OPPO)に変えたら、あの超便利な「デバイス間のコピペ」や「写真の即時同期」ができなくなると思っていた。
だが、OPPOはできた。
「O PLUS Connect」という機能を使えば、MacBookを開いた瞬間にOPPOと勝手に繋がる。
OPPOスマホでコピーしたテキストを、そのままMacBookでペーストできる。 MacBookから、OPPOの中のファイルや写真にダイレクトにアクセスし、ドラッグ&ドロップで引っ張り出せる。
なんだったら、iPhoneとの連携よりも優秀かもしれない。 iCloud経由より、OPPOスマホ内のデータに直接アクセスできる方が、ラグがゼロでより早い。
MacBookのためにiPhoneを手放せないと思っていたが、OPPOはAppleの庭に土足で上がり込み、我が物顔で連携してしまった。
UI(操作感)も、iPhoneのヌルヌル感を露骨に真似ているので、乗り換えの違和感が全くない。
Appleからすれば「ふざけんな」だろうが、ユーザーからすればこんなにありがたいことはない。
そしてライバルのSumsung(Galaxy)はAppleに寄生などしない。
結論:OPPO Find N5という完成形
「閉じた時は普通のスマホと同じ重さと形で使えて、開けばタブレットになる」 この理想のコンセプトが、ようやく実用に耐えうるレベル(軽さ、薄さ、バッテリー)で完成したのが、OPPO Find N5からだ。
そして今、それが型落ち(中古)になり、15万円という「普通のiPhoneを買うのと同じ値段」にまで落ちてきた。
そしてMacBookとも完璧に連携できる端末。 私にとって、OPPO一択だった。
私はすっかり、OPPOのファンになってしまった。 もうiPad miniの出番はない。 明日も私は、OPPO折りたたみをパカパカと開閉させながら、ジャカルタ引きこもり生活を満喫するのである。