
ジャカルタ=渋滞、という前情報
ジャカルタに来る前から、
「とにかく渋滞がひどい街だ」という話は嫌というほど聞いていた。
人が多い。
車が多い。
渋滞がすごい。
大気汚染もある。
事前情報だけを見ると、
正直、あまり良い印象はなかった。
来てみたら、やっぱり渋滞だった
実際に住んでみて思う。
たしかに、渋滞は本当にひどい。
東京で車を持たない生活をしていた身としては、
「渋滞が多いなら電車を使えばいいじゃない」
と、革命家のように軽く考えていた。
だが、ジャカルタの電車は東京とは違う。
路線は限られていて、
「どこからでもどこにでも行ける」わけではない。
結果として、
車を使わない生活はほぼ成立しない。
いちばんつらいのは、時間が読めないこと
これが一番しんどい。
渋滞がなければ30分で着く距離が、
渋滞次第で2時間かかる。雨がひどいともっとかかることも…。
しかもこれは、
たまに起きる話ではなく、日常だ。
予定は立てられるが、
予定どおりには進まない。
道路より先に、
私の行動が詰まっていく感覚がある。
子連れになると、難易度が跳ね上がる
一人なら、まだ何とかなる。
だが、子どもがいると話は変わる。
・車内で1時間以上
・うるさい
・退屈
・トイレ問題
・親の気力が削られる
ただでさえ時間が読めない子連れ外出に、
渋滞という不確定要素が重なる。
結果、
「今日はやめておこう」
が、どんどん増えていく。
今のところの対処法(完全ではない)
正直、
子連れでの完璧な解決策は見つかっていない。
一人で動けるときは、
できるだけ電車を使うようにしている。
駅まで歩き、
電車で一気に移動し、
降りた先でタクシー。
これだけでも、
移動時間のブレはかなり減る。
バイクタクシーという最強カード(使えない)
ジャカルタには、
バイクタクシーという文明がある。
渋滞をすり抜けて進むため、
とにかく速い。と思う。
たぶん、めちゃくちゃ便利だ。
……が、
うちでは使えない。
安全面の理由から、
妻の会社からNGが出ている。
日系企業の駐在家庭では、
同じ制約がある人も多いと思う。
まあ安全面の理由なので仕方ない。
安全は何より優先されないといけない。
もし住む場所を選べるなら
これから来る人への話をすると、
駅近に住むのはかなり有効だと思う。
車を持たない家庭はもちろん、
車があってもパートナーが通勤に使っていて日中使えない場合も。
最初の移動を電車で確保できるだけで、
時間の見通しが立てやすくなる。
モール直結という、もう一つの現実的な選択
もう一つ、有効だと思うのは、
モール直結、もしくはモール併設のアパートメントを選ぶことだ。
外に出なくても、
・スーパー
・レストラン
・カフェ
・子供の遊び場
・ちょっとした買い物
が、すべて済む。
渋滞と戦わなくていいだけで、
日々の消耗はかなり減る。
調べてみると、
ジャカルタにはそういうアパートメントが意外と多い。
「移動を減らす」というのも、
立派な渋滞対策だと思っている。
首都移転という壮大すぎる解決策
ちなみにインドネシアは、
首都移転を計画している。
渋滞解消も理由の一つらしい。
調べてみたら、
移転完了予定は2045年。
……遠い。
明後日くらいに実現してほしかったが、
さすがに無理っぽい。
日本車だらけの渋滞を見て、少しだけ許す
一つだけ、
気持ちが和らぐ瞬間がある。
走っている車とバイクの多くが、
日本メーカーだということ。
インドネシアの人たちは、
日本車を本当によく使ってくれている。
そう思うと、
「まあ、渋滞も仕方ないか」
と、ほんの少しだけ思える。
ほんの少しだけ。思っている以上にほんの少しだけだ。
結論:ジャカルタの渋滞は、やっぱりつらい
まとめると、
・渋滞は想像以上
・時間は読めない
・子連れだと難易度爆上がり
・対処法はあるが、完全ではない
という感じだ。
愚痴っぽい話にはなったが、
これも今のジャカルタ生活のリアル。
今日も、
Googleマップの到着予定時刻を信じないようにして、
出かけることにする。やっぱり諦めるかもしれない。