主夫には不要だと思っていた
インドネシアに来てから、
ずっと「自分には関係ないな」と思っていたものがある。
バティックだ。
民族衣装のような、
かわいくて、少し派手で、少しフォーマルなあの服。
妻が仕事着として着ているのを見ると、素敵だなとは思う。
娘の幼稚園の制服がバティックなので、着せるたびに天使みたいに可愛いとも思う。
でも、
主夫の自分が着る場面は、まずない。
そう思っていた。
そもそもバティックとは?
ここで簡単に。
バティック(Batik)は、
インドネシアの伝統的な染め模様の布・衣服で、
ろうけつ染めという技法を使って作られている。
インドネシアでは、
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仕事着
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学校の制服
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結婚式や公式な場
などで着られる、ごく日常的で、かつフォーマルな服だ。
日本でいうなら、
スーツやジャケットに近い立ち位置かもしれない。
急に「必要」になった
そんなバティックが、
ある日、急に必要になった。
結婚式に出席することになったのだ。
しかも聞けば、
フォーマルな場では長袖のバティックが基本らしい。
「持ってないから行かない」という選択肢はない。
急遽、買いに行くことになった。
サリナデパートで現実を見る
まず向かったのは、
サリナ(Sarinah)デパート。
▶ Sarinah(サリナ・デパート)
https://maps.app.goo.gl/SznnUSRyYWU1bD2J8?g_st=ipc
「バティックがたくさんある」
という情報を頼りに行ってみた。
確かに、圧巻だった。
フロア丸ごとバティック。
でも――
値段を見て、正直ドン引きした。
2万円台〜4万円弱。
シルク中心で、サイズも大きめ。
年に一度着るかどうか。
しかも今、特にテンションが上がっているわけでもない。
この状態で4万円のバティックを買う勇気はなかった。
ROU BATIKに行って正解だった
そこで妻が言った。
「じゃあ、ROU BATIK(ロウ・バティック)行こうか」
▶ ROU BATIK(ロウ・バティック)Rario Dalam店
https://maps.app.goo.gl/vcBS1WpcAvTZ8L6v8?g_st=ipc
行ってみて、すぐに分かった。
ここは、
完全に日本人向けに設計されたバティック屋だ。
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店内が整理されていて見やすい(子供用におもちゃまで少し置いてある!)
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種類が多すぎない
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日本人向けサイズ
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日本語が通じる(タイミングによる)
- 価格がリーズナブル
私は身長170cm弱で、いつもだいたいS-Mサイズだが、
普通にサイズが合うものがいっぱいあった。

興味ゼロだったのに、楽しくなってきた
不思議なもので、
「着る必要がある」と思って試着を始めると、楽しくなる。
バティックは、
よく見ると本当に柄がきれいだ。
子ども用のバティックも可愛い。
簡単に着られる着物風のものまであった。
今回は着物風は買わなかったが、
正直、かなり心を持っていかれた。

余談:ついでに買った布がよかった
余談だが、
バティック柄の東南アジアの地図の布も売っていて、
これがインテリアとしてかなりおしゃれだった。
飾る用に一枚購入。
結果的に、
バティック本体より満足度が高かったかもしれない。

値段と総評
ROU BATIKのバティックは、
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大人用で 約7,000円前後
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品質、デザインともに十分
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初めてなら、ここで困らない
「バティックが欲しいなら、まずここでいい」
いや、「ここがよい。ここだけでよい」
とまで思った。
主夫でも、
男でも、
興味ゼロからでも、
大満足。
ベタ褒めすぎか。
次はここも気になっている
ちなみに、
スレッズで「バティック探してます」と呟いたら、
モール・サムリンシティ(MALL THAMRIN CITY)
にもたくさんあると教えてもらった。
▶ MALL THAMRIN CITY(タムリン・シティ)
https://maps.app.goo.gl/gvVMi4966eJvfMFs7?g_st=ipc
まだ行っていないが、
次はそこも見てみたい。
まとめ
主夫には不要だと思っていたバティックは、
「必要になった瞬間」に、ちゃんと価値が分かった。
気づけば、
自分の分だけでなく、子どもたちの分まで買っていた。
インドネシアで暮らすなら、
避けては通れない服なのかもしれない。
少なくとも、
一着(いや、数着)持っておくと、安心する。